橋梁緒元

形式:2径間連続非対称ブレースドリブアーチ橋
橋長:365m
車道幅員:7.0 ~ 8.810m
歩道幅員:3.0m
大阪市大正区の大正内港に架かる橋。2003年(平成15年)4月開通し、土木学会田中賞を受賞した。主橋梁部はアーチ橋とトラス橋が融合した2径間。続非対称ブレースドリブアーチ橋であり、鮮やか青色に塗られている。
交通:市バス「新千歳」・鶴町四丁目北・鶴町四丁目 下車すぐ

景観設計

設計に先立って、景観設計がおこなわれた。あらかじめ周りの風景を、模型のヘリコプターで撮影を行い、3次元CGでモデルを作成し、風景を重ね合わせて、形式や色彩の検討を行った。下写真は、赤色にした時のイメージ写真である。

架設順序

工場ヤードで組み立てて大ブロックにし、フローティングクレーンで、一括架設された。岸壁で地組み立てした橋梁本体を、フローティングクレーンでつり上げ、浜出しが開始される。次に、台船の乗せて現地まで曳航し、現地でフローティンクレーンでつり上げて、一括架設を行う。

浜出し開始

浜出し

曳航開始

曳航中

架設開始

架設中

架設終了